岩手県宮古市にある「三上商店」は、創業50年以上の歴史を誇る老舗の水産加工メーカーです。
三陸・宮古の海の幸を豊富に取りそろえていますが、なかでも人気なのが「牛乳瓶入りの生うに」。
三上商店の生うにはおいしいと絶賛されていますが、ほかのものとどういった違いがあるのでしょうか?
この記事では、岩手県宮古市にある三上商店が取り揃えている”うに”のおいしさの秘訣や、おすすめ時期について詳しくご紹介します。
うにだけでなく他にも魅力的な商品がたくさんあるので購入を考えている人はぜひ参考にしてみてくださいね。
【うにが人気】岩手県宮古市の有限会社三上商店とは
まずは、三上商店について詳しくご紹介します。
三上商店とは、岩手県宮古市にある水産加工メーカーのことです。
宮古市にある「魚菜市場」で販売しているほか、公式オンラインショップや楽天市場などで全国発送に対応しています。
大正時代から続く三上商店一番の特徴は、”新鮮さにとことんこだわっている”ということ。
「いいものを、より安く」をモットーに、その日水揚げされたばかりの新鮮な海産物を厳選し、当日発送する徹底ぶりです。
新鮮さにこだわった三上商店のうには、地元の漁師さんがひとつずつ手作業で作っています。
三上商店で取り扱っている、うにの商品は主に以下の3種類です。
- 牛乳瓶入り生うに
- 塩うに
- 焼きうに
なかでもイチ押しは、牛乳瓶に詰められた生うにです。
三陸の夏の風物詩といえば「牛乳瓶入りの生うに」というほど、岩手県の海沿い地域ではお馴染みの品となっています。
大粒のうにを丁寧に詰めこまれた1瓶は、店頭だと午前中にうちに完売してしまうこともあるくらい人気の商品です。
さらに、三上商店の生うにがおいしいのはミョウバンなどの添加物を一切使用していないことも関係しています。
うににミョウバンを使用するメリット・デメリットは次のようになります。
メリット | デメリット |
---|---|
身崩れを防ぐ 長期保存を可能にする | 苦味や渋みを感じてしまう うにの風味が落ちる |
型崩れや長期保存するために使われるミョウバンですが、苦味や渋みがあるため苦手な人も多くいます。
三上商店の生うにはミョウバン不使用のため日持ちはしませんが、その代わりにうに特有の苦みや風味を最大限感じることができます。
これまでうにが苦手だった人でも、三上商店の生うにを食べたら思わずリピートしてしまうほど味が格別です。
ただし、牛乳瓶入りの生うには販売期間が限定されているため注意が必要です。
生うには、旬である4月中頃から8月下旬頃までが販売期間と決められています。
2023年は、4月10日から8月25日まで販売されていました。
ウニ漁は4月中頃から8月下旬頃まで、天候が安定して波が穏やかな日におこなわれます。
三上商店では獲れたての生うにを厳選し、そのまま詰めているので消費期限は冷蔵で4日と短めです。
新鮮な生うにを購入したい人は、ぜひ販売期間中に注文しましょう!
三上商店の他の商品や特徴
うにを主力としている三上商店ですが、ほかにもさまざまな商品を豊富に取り扱っています。
三上商店の人気商品として「スルメイカの一夜干し」が挙げられます。
岩手県宮古市で獲れた鮮度抜群のスルメイカを、昔ながらの製法で丁寧に干し上げた自慢の一品です。
まずはそのまま焼いて、肉厚でプリプリとした食感を味わってみましょう。
ほかにも野菜と炒めたり天ぷらにししたりと、幅広い料理に使えるのもスルメイカの一夜干しの魅力的な点です。
三上商店ではスルメイカの一夜干し以外にも、以下のような海の幸を販売しています。
- 新巻鮭寒風干し
- 姫タラ干し
- 丸干サンマ
- 冷凍サンマ
- 冷凍イワシ
- いくら
- めかぶ など
干物が4~6種類ほどセットになった商品もあるので、干物を数種類楽しみたい場合はセット品を頼むのがおすすめです。
三上商店で販売しているものはすべて三陸で獲れた魚介類から厳選されており、自社工場で加工しています。
普段はなかなか味わえない新鮮な鮮魚や水産加工品を、自宅で気軽に食べてみてはいかがでしょうか。
まとめ
この記事では、三上商店のうにのおいしさの秘訣やおすすめの購入時期などをご紹介しました。
イチ押しの牛乳瓶にぎっしり詰められた生うには限定販売であるため、購入時期には気を付けましょう。
ミョウバン不使用で仕上げた生うには、獲れたてのうに本来のおいしさを堪能できます。
うにだけでなくスルメイカの一夜干しといった干物類、いくらやサーモンなど、三上商店では多種多様な商品を取りそろえています。
ギフトやちょっとした贅沢にぴったりな三上商店の水産物。
生うにやおいしい魚介類を楽しみたい人は、岩手県内のおいしいものを扱う「いわてバーチャル物産展」でぜひ好みの商品を探してみてくださいね。